ステーブルコインとトークン化預金の争点はどちらがデジタルかではなく、「どの種類のマネーを土台に次世代の金融インフラをつくるか」です。BISは2025年の年次報告でトークン化を金融システムの次世代像の中心に置き、2026年4月の講演では、ステーブルコインの弱点是正とトークン化の活用を両立させるには、国際的な規制断片化を避ける協調が必要だと明言しました。日本では、金融庁の制度設計の下で、SBI VCトレードのUSDC取扱い、RLUSD展開方針、Progmat基盤、そして日本銀行のブロックチェーン上の中銀マネー実験が並行して進んでいます。つまり今は、概念の説明ではなく実装の設計図を見る段階に入ったと言えます。
なぜ今このテーマが重要なのでしょうか。理由は、規制と実証実験が同時に前進しているからです。欧州ではMiCAの安定資産関連規定がすでに適用され、欧州中央銀行は2026年9月からPontesでトークン化された資産取引の中銀マネー決済を提供すると表明しました。米国では2025年7月成立のGENIUS Actを前提に、実施規則づくりが進み、イングランド銀行も2026年の重点分野としてシステミック・ステーブルコインとトークン化担保を掲げています。日本でも制度開始後の細則整備と実務ユースケースの検証が続いており、一般読者にとっても「まだ先の話」ではなくなっています。
この記事では、まずステーブルコインとトークン化預金の違いを整理し、そのうえで海外主要動向と日本の現在地を比較します。最後に、生活・企業活動・政策の観点から何が変わるのか、そして今後どこを見ればよいのかを、検索意図ベースのQ&Aを含めてまとめます。この記事ならではの整理軸は、「誰の負債か」「何で最終決済するか」「相互運用できるか」の三つです。これを押さえると、ニュースの見え方がかなり変わります。
ステーブルコインとトークン化預金の違い
トークン化とは、金融資産や実物資産に対する権利を、共有されプログラム可能な台帳上に記録し、移転できるようにすることです。国際通貨基金は、トークン化を「広く共有され、信頼され、プログラム可能なデジタル台帳に資産を記録・移転すること」と整理し、BISも、メッセージ、照合、資産移転を一つの操作に統合できる点を大きな効率化要因だと位置づけています。要するに、単に「ブロックチェーンに載せる」話ではなく、取引や決済の工程そのものを組み替える発想です。
ステーブルコインは、そのトークン化された世界で使われる「価値が安定するよう設計されたデジタルマネー」です。多くは米ドルなど法定通貨に連動し、発行体が裏付け資産を持ち、保有者が償還できる仕組みを前提にしています。たとえばRippleのRLUSDは、1米ドルの価値維持を目指し、XRP LedgerとEthereum上でネイティブ発行され、現金・現金同等物・米国債などによる裏付けと月次の第三者証明を掲げています。用途としては、暗号資産取引の決済、国際送金、企業間送金、オン・オフランプなどが想定されています。
一方、トークン化預金は、銀行預金という既存の商業銀行マネーを、プログラム可能な台帳上で表現し直すものです。BISや日本銀行、またイングランド銀行の説明を踏まえると、これは「銀行預金を暗号資産化する」のではなく、「銀行預金を、規制と銀行システムの内側で、より機械的に使えるようにする」発想に近いです。英国当局は、トークン化預金を、規制された銀行システムの中でリアルタイム・オンチェーン決済を探る有望な革新だと述べ、日本銀行のレビューも、二層構造の貨幣システムとの親和性が高いことを重視しています。
両者の違いをひと言でいえば、だれの負債か、何でパー決済を担保するかです。BISは、ステーブルコインは中央銀行マネーでも商業銀行マネーでもなく、設計や担保資産の質にばらつきがあり、単一の通貨単位としての「貨幣の一体性」を損なうおそれがあると論じています。これに対し、トークン化預金は、最終的に中央銀行準備預金とつながることで、既存の二層構造の中でパー決済を維持しやすいというのがBISの基本認識です。ここが最も誤解しやすい点です。見た目はどちらも「送れるトークン」でも、金融システム上の意味はかなり異なります。
なお、CBDCとの違いも押さえておくと混乱しません。CBDCは中央銀行の負債であり、トークン化預金は銀行の負債、ステーブルコインは発行体の設計に依存する私的なデジタル資産です。日本銀行の説明でも、CBDCは現金や日銀当座預金とは別の中央銀行マネーであり、近年の議論は、CBDCだけでなく、ステーブルコインやトークン化預金を含めて、支払・決済システム全体をどう設計するかへ広がっています。
海外主要動向と日本の現在地
海外主要動向
海外で最も重要なのは、BISが「トークン化を使って、既存の金融システムを置き換えるのではなく、改良する」という方向を鮮明にしていることです。Project Agoráは、その象徴です。七つの中央銀行と40超の民間金融機関が参加し、商業銀行預金と中央銀行準備をトークン化して、クロスボーダー決済をより速く、安く、透明にできるかを試しています。Agoráは完成サービスではなくプロトタイプですが、中央銀行と民間銀行が一緒に「共通デジタル基盤」を試す点で、単なる実験以上の意味があります。
欧州では、法制度と決済インフラの両面で前進が目立ちます。欧州委員会によれば、MiCAのうちステーブルコイン関連規定は2024年6月30日から適用され、制度全体は同年12月30日から全面適用されました。また、欧州証券市場監督局は2025年1月、MiCA非適合のART・EMTについて、EU域内のサービスを原則として2025年第1四半期末までに整理するよう促しています。ここで重要なのは、欧州が「ステーブルコインを認めるか否か」ではなく、「認めるなら誰がどの条件で扱うのか」をかなり制度的に詰め始めていることです。
同時に欧州は、トークン化資産を中央銀行マネーで決済するルートも前に進めています。欧州中央銀行は2025年7月、PontesとAppiaから成る二本立て戦略を公表し、Pontesのパイロットを2026年第3四半期末までに開始すると表明しました。さらに2026年4月の講演では、2026年9月からDLTベース取引向けにトークン化中銀マネー決済を提供すると説明しています。つまり欧州は、ステーブルコイン規制だけでなく、「安全な決済アンカー」を中銀側でも整備しようとしているわけです。
米国と英国は、民間主導のデジタルマネーを制度にどう組み込むかで動きが大きい地域です。米国では、連邦準備制度理事会のノートが、2025年7月にGENIUS Actが成立し、ペイメント・ステーブルコインの規制枠組みが置かれたと整理しています。さらに連邦官報では、同法の施行時期を2027年1月18日または実施規則公表後120日としています。英国では、イングランド銀行が2026年の重点分野としてシステミック・ステーブルコイン、トークン化担保、デジタル証券サンドボックスを掲げ、年内に制度を固める方針を示しました。英国当局は同時に、トークン化預金を「規制された銀行システム内の有望な革新」と位置づけ、標準や共通アドレッシングがなければ塀で囲われた庭が並ぶだけだと警告しています。
こうした動きの背景には、国際協調の必要性があります。BISの2026年4月講演は、ステーブルコインの弱点への対応と、二層構造を活かしたトークン化の活用を同時に進めるには、各国が規制断片化を避けるべきだと述べました。IMFも2025年末の部門別報告書で、各国の法制度はまだ断片的で、発行主体、外国発行体への対応、保管や分別管理、システミックな発行体への扱いなどに差があり、規制裁定の余地があると指摘しています。さらに金融安定理事会の2025年レビューでも、暗号資産規制よりもグローバル・ステーブルコインの実装は遅れ気味で、重要なギャップと不整合が残ると整理されています。
日本の現在地
日本の強みは、「法的な器」を先に作ったことです。金融庁の整理では、2023年6月施行の改正後、日本のいわゆるデジタルマネー型ステーブルコインは、銀行、資金移動業者、信託会社を発行主体とする枠組みで設計されています。償還を伴わないものやアルゴリズム型のような自称ステーブルコインは、日本では原則として暗号資産カテゴリに入ります。これは一般読者にとって重要で、「ステーブルコイン」という名前だから同じ規制ではない、ということです。
制度はできて終わりではなく、いまも運用ルールが詰められています。金融庁は2025年、電子決済手段等取引業者に対し、証拠金代用価格や顧客資産の分別管理監査に関する指定ルールを示しました。さらに2026年2月には、電子決済手段等取引業者に関する内閣府令改正案のパブリックコメントを実施しています。また2025年4月には、ステーブルコインを含む電子決済手段のトラベルルールについて、同等規制のある30法域を対象に追加する方向を公表しました。つまり日本は「解禁した」段階から、「実務を安定稼働させる」段階へ移っています。
個別企業の動きで見ると、まずSBI VCトレードは2025年3月4日に国内初の電子決済手段等取引業者登録を完了し、同年3月26日からUSDCの一般向け本格取扱いを開始しました。ユーザー目線では、これは「日本でも外貨建てステーブルコインが法制度の中で一般向けに扱われ始めた」節目でした。
そのうえで、SBIグループとRippleは2025年8月22日に、SBI VCトレードが日本でRLUSDを流通させるための基本合意を公表し、SBI VCトレードは2026年第1四半期中の提供を目標とすると説明しました。ただし、2026年4月28日時点で筆者が確認したSBI VCトレードの公式「取扱電子決済手段」ページにはUSDCのみが掲載されており、閲覧できた公式ニュース一覧にもRLUSD一般向け取扱開始を確認できる告知は見当たりませんでした。したがって、RLUSDの日本展開は「方針と目標時期は確認できるが、一般向け正式開始は本稿作成時点では公式確認できない」という状況です。
もう一つの軸がProgmatです。三菱UFJ信託銀行は2023年9月、Progmat Coinを日本法準拠のステーブルコイン発行・管理基盤として使う共同検討を開始し、Ethereumなどパブリックチェーンとの接続やマルチチェーン化も視野に入れていました。さらに2025年11月には、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、Progmatが、三菱商事向けクロスボーダー決済を想定した共同ステーブルコイン実証で、金融庁のFinTech PoC Hub支援を受けると発表しました。日本の議論が、抽象論から企業実務の検証へ移っていることがよく分かる事例です。
Progmatは対外接続でも動いています。2025年2月には、韓国側の企業とともに、Swiftと連携するProject Paxの一環として、日韓間のステーブルコイン送金基盤接続に関するPoCを開始しました。ここで見えるのは、日本の基盤整備が国内閉じではなく、将来の越境送金や法人決済までを視野に入れていることです。
日本銀行の2026年の発言も重要です。日銀の神山和秀理事は、ステーブルコインやトークン化預金の動きが各国で広がるなか、とくにステーブルコインの動きが注目されており、流通残高の9割超が米ドル建てだと述べました。また、日本の三大銀行が円建てステーブルコインのPoCを公表していることにも触れています。さらに植田総裁は、日銀がブロックチェーンを用いるシステム上で、日銀当座預金という形の中銀マネーを決済に使うサンドボックス実験を進めていると説明しました。日本は、民間のステーブルコイン・トークン化預金と、公的な決済アンカーの両方を並行して試している段階です。
日本で見るべき5つの実装レイヤー
日本のステーブルコインやトークン化預金のニュースは、個別に見るとばらばらに見えます。USDC、RLUSD、JPYC、Progmat、DCJPY、日本銀行の実験など、名前だけを追うと、どれが本命なのか分かりにくくなります。
しかし、金融インフラとして見るなら、重要なのは「どのコインが有名か」ではありません。見るべきなのは、どのレイヤーで実装が進んでいるのかです。
| レイヤー | 主な対象 | 見るべきポイント |
|---|---|---|
| 1. 利用者が直接使う決済手段 | USDC、JPYC、将来のRLUSDなど | 個人・法人が実際に使えるか、円やドルに償還できるか |
| 2. 発行・償還の制度 | 資金移動業者、信託会社、銀行 | 裏付け資産、償還権、分別管理、監督体制 |
| 3. 銀行預金との接続 | トークン化預金、DCJPYなど | 銀行預金とどう結びつき、会計・資金管理に乗るか |
| 4. 証券・貿易・企業間決済 | セキュリティトークン、DVP、クロスボーダー決済 | 資産の移転と資金決済を同時に処理できるか |
| 5. 最終決済アンカー | 日銀当座預金、中銀マネー、Project Agorá | 最後の決済をどの安全資産で完了させるか |
この5層で見ると、ステーブルコインとトークン化預金の違いがかなり整理しやすくなります。
ステーブルコインは、主に「利用者が直接使う決済手段」として表に出やすい存在です。たとえばJPYCは、2025年10月27日から日本円ステーブルコイン「JPYC」と発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」を正式リリースすると発表しました。国内で円建てステーブルコインの実装例が出てきたことは、日本のデジタルマネー市場を見るうえで重要な動きです。
一方、トークン化預金は、表に見える派手さではステーブルコインに劣るかもしれません。しかし、銀行預金や証券決済、企業会計と接続するという意味では、金融インフラに近い位置にあります。DCJPYの実証では、SBI新生銀行の預金とトークンを紐づけたトークン化預金を使い、ST、つまりセキュリティトークンの二次流通時のDVP決済が検証されました。DVPとは、証券の引き渡しと資金の支払いを相互に条件づける決済方式です。これが実装されると、証券だけ渡したのに資金が届かない、あるいは資金だけ払ったのに証券が届かない、という決済リスクを下げやすくなります。
つまり、日本の動きは「ステーブルコインが出たかどうか」だけで判断すべきではありません。実際には、利用者向けのコイン、銀行預金と連動するトークン、証券決済の仕組み、中央銀行マネーとの接続が同時に進んでいます。ここを分けて見ないと、ニュースの意味を取り違えます。
影響・課題・Q&A・結論
経済と社会への影響を一番わかりやすく言うと、便利になる可能性は高いが、便利さだけで本番採用は決まらないということです。トークン化が進むと、国際送金や証券と資金の同時受渡し、企業間の条件付き支払い、担保の移動などが、より短いチェーンで処理できる可能性があります。BISのAgoráや日本銀行の説明でも、クロスボーダー決済の遅さ・高さ・不透明さを減らし、原子的な同時決済や自動実行を通じて実務を簡素化する方向が示されています。
ただし、通貨や地政学の観点では簡単ではありません。日銀が2026年に「流通残高の9割超が米ドル建て」と述べたように、ステーブルコインが広がるほど、デジタル空間でのドル利用が強まる可能性があります。IMFは、こうした流れが通貨代替、資本移動規制の迂回、国際通貨システムの再編につながりうると警告していますし、欧州中央銀行も、ユーロ建てのトークン化中銀マネーを提供することを「金融主権」を守る施策として語っています。一般読者向けに言えば、これは単なる決済FXの話ではなく、「どの通貨がデジタル時代の標準になるか」という競争でもあります。
実装上の課題は大きく三つあります。
第一に、償還と裏付け資産の信頼性です。日本の制度が発行主体や償還権を厳格に設計しているのはこのためです。
第二に、AML/CFT、制裁対応、私法上の位置づけ、スマートコントラクトの法的確実性です。
第三に、相互運用性です。規制や台帳がばらばらのままでは、便利なはずのトークン化が「つながらないネットワークの乱立」で終わるおそれがあります。BIS、IMF、英国当局が何度も「協調」「標準」「断片化回避」を強調するのは、このためです。
よくある疑問Q&A
Q1. ステーブルコインは安全なデジタル現金ですか。
完全に同じではありません。多くのステーブルコインは法定通貨連動を目指しますが、銀行預金そのものでも中央銀行マネーそのものでもなく、裏付け資産の質、償還設計、発行体規制によって安全性が大きく変わります。日本が発行主体を銀行・資金移動業者・信託会社に限定し、IMFやBISがランや規制裁定のリスクを指摘するのはそのためです。
Q2. トークン化預金は暗号資産ですか。
普通はそう整理しません。トークン化預金は、既存の銀行預金をプログラム可能な台帳で扱いやすくする仕組みで、英国当局は規制された銀行システム内の革新と位置づけ、日本銀行のレビューも二層構造のマネーシステムとの親和性を重視しています。価格変動を前提とする暗号資産とは、制度上の位置づけがかなり違います。
Q3. 日本では今すぐRLUSDを一般向けに使えますか。
2025年8月時点で、SBI VCトレードが日本でRLUSDを流通させるための基本合意と、2026年第1四半期中の提供目標は確認できます。ただし、2026年4月28日時点で筆者が確認したSBI VCトレードの公式「取扱電子決済手段」ページではUSDCのみが掲載されており、一般向け正式開始の公式告知は確認できませんでした。したがって、「展開計画は公表済み、一般向け正式開始は本稿作成時点では確認できない」が正確です。
Q4. 日本で注目すべきプレーヤーはどこですか。
ユーザー接点ではSBI VCトレード、基盤側ではProgmat、銀行実務では三井住友・みずほ・MUFG系の共同実証、そして制度と決済アンカーでは金融庁と日本銀行が重要です。特にProgmat周辺は、国内流通だけでなく、クロスボーダー送金、複数銀行での共同発行、パブリックチェーン接続まで視野に入れているため、単発の銘柄ニュースより「基盤がどこまで整うか」を追う方が本質に近いです。
Q5. 今後を判断するには、何を見ればいいですか。
いちばん大事なのは、銘柄名よりも三つのチェックポイントです。第一に「誰が発行し、誰が監督するか」、第二に「何で最終決済するか」、第三に「他の台帳・他国制度とつながるか」です。BIS、ECB、BOE、BOJの議論を読むと、今後の勝負どころは新しいトークンの数ではなく、安全な決済アンカーと相互運用性の設計にあることがはっきり分かります。
結論
ステーブルコインとトークン化預金をめぐる議論は、暗号資産の周辺テーマではなく、金融インフラの再設計そのものです。BISが強調するのは、トークン化の効率性を取り込みながら、貨幣の一体性、金融安定、法的確実性をどう守るかという点でした。IMFやFSBが示すように、国際的な制度整備は前進した一方で、なお大きな不整合が残っています。
一般読者にとっての実践的な見方はシンプルです。ニュースを見るときは、「新しいコインが出た」ではなく、「そのコインや預金トークンは、どの制度の下で、どの資産に裏付けられ、どの決済基盤につながるのか」を確認してください。その視点を持てば、SBIのRLUSD方針、Progmatの基盤整備、メガバンクのPoC、日銀のサンドボックスが、ばらばらの話ではなく、一つの大きな流れとして見えてきます。次に追うべきは、①日本での正式サービス開始の有無、②FinTech PoCやProject Agoráの成果公表、③国内外の相互運用ルールの具体化です。
参考
- Bank for International Settlements. 2025. “III. The next-generation monetary and financial system.” BIS Annual Economic Report 2025. https://www.bis.org/publ/arpdf/ar2025e3.htm (閲覧日: 2026-04-28)
- Hernández de Cos, Pablo. 2026. “Stablecoins: framing the debate.” BIS Speech. https://www.bis.org/speeches/sp260420.htm (閲覧日: 2026-04-28)
- Garratt, Rodney, and Hyun Song Shin. 2023. “Stablecoins versus tokenised deposits: implications for the singleness of money.” BIS Bulletin No 73. https://www.bis.org/publ/bisbull73.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank for International Settlements. 2024. “Project Agorá: central banks and banking sector embark on major project to explore tokenisation of cross-border payments.” Press release. https://www.bis.org/press/p240403.htm (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank for International Settlements. 2025. “Project Agora: exploring tokenisation of cross-border payments.” BIS Innovation Hub. https://www.bis.org/about/bisih/topics/fmis/agora.htm (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank for International Settlements. 2025. “Project Agorá – Frequently Asked Questions.” BIS Innovation Hub. https://www.bis.org/innovation_hub/projects/agora_faq.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- Cerutti, Eugenio, Jiaqian Chen, Martina Hengge, and others. 2025. Understanding Stablecoins. IMF Departmental Paper No. 25/09. https://www.imf.org/-/media/files/publications/dp/2025/english/usea.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- International Monetary Fund. 2025. “How Stablecoins Can Improve Payments and Global Finance.” IMF Blog. https://www.imf.org/en/blogs/articles/2025/12/04/how-stablecoins-can-improve-payments-and-global-finance (閲覧日: 2026-04-28)
- Agur, Itai, German Villegas Bauer, Tommaso Mancini-Griffoli, Maria Soledad Martinez Peria, and Brandon Tan. 2025. “Tokenization and Financial Market Inefficiencies.” IMF Fintech Note 2025/001. https://www.imf.org/en/publications/fintech-notes/issues/2025/01/29/tokenization-and-financial-market-inefficiencies-561256 (閲覧日: 2026-04-28)
- Financial Stability Board. 2025. “Thematic Review on FSB Global Regulatory Framework for Crypto-asset Activities.” FSB. https://www.fsb.org/uploads/P161025-1.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- Financial Stability Board. 2024. “G20 Crypto-Asset Policy Implementation Roadmap: Status report.” FSB. https://www.fsb.org/uploads/P221024-3.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- European Commission. 2024. “Digital finance.” Finance. https://finance.ec.europa.eu/news/digital-finance-2024-12-19_en (閲覧日: 2026-04-28)
- European Central Bank. 2025. “ECB commits to distributed ledger technology settlement plans with dual-track strategy.” Press release. https://www.ecb.europa.eu/press/pr/date/2025/html/ecb.pr250701~f4a98dd9dc.en.html (閲覧日: 2026-04-28)
- Cipollone, Piero. 2026. “Sparking the transformation of finance: tokenisation and the role of central banks.” ECB Speech. https://www.ecb.europa.eu/press/key/date/2026/html/ecb.sp260415~868b59bca9.en.html (閲覧日: 2026-04-28)
- European Securities and Markets Authority. 2025. “Markets in Crypto-Assets Regulation (MiCA).” ESMA. https://www.esma.europa.eu/esmas-activities/digital-finance-and-innovation/markets-crypto-assets-regulation-mica (閲覧日: 2026-04-28)
- European Securities and Markets Authority. 2025. “Statement on the provision of certain crypto-asset services in relation to non-MiCA compliant ARTs and EMTs.” ESMA Public Statement. https://www.esma.europa.eu/sites/default/files/2025-01/ESMA75-223375936-6099_Statement_on_stablecoins.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- Board of Governors of the Federal Reserve System. 2026. “Payment Stablecoins and Cross Border Payments.” FEDS Notes. https://www.federalreserve.gov/econres/notes/feds-notes/payment-stablecoins-and-cross-border-payments-benefits-and-implications-for-monetary-policy-20260330.html (閲覧日: 2026-04-28)
- U.S. Government Publishing Office / Federal Register. 2025. “GENIUS Act Implementation.” Federal Register. https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2025-12-19/pdf/2025-23510.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank of England. 2025. “The sky’s the limit: shaping the UK’s digital financial future.” Speech. https://www.bankofengland.co.uk/speech/2025/january/sasha-mills-speech-at-the-tokenisation-summit (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank of England. 2025. “Building tomorrow’s markets: the digitalisation of finance.” Speech. https://www.bankofengland.co.uk/speech/2025/july/sasha-mills-keynote-address-at-city-week-2025 (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank of England. 2026. “Talking ’bout next generation.” Speech. https://www.bankofengland.co.uk/speech/2026/february/sarah-breeden-keynote-speech-at-the-city-financial-annual-payments-regulation-and-innovation-summit (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank of England. 2026. “What are stablecoins and how do they work?” Explainer. https://www.bankofengland.co.uk/explainers/what-are-stablecoins-and-how-do-they-work (閲覧日: 2026-04-28)
- Financial Services Agency. 2022. “Regulatory Framework for Crypto-assets and Stablecoins.” FSA. https://www.fsa.go.jp/en/news/2022/20221207/01.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- Financial Services Agency. 2025. “FSA Weekly Review No.626 March 6, 2025.” FSA. https://www.fsa.go.jp/en/newsletter/weekly2025/626.html (閲覧日: 2026-04-28)
- Financial Services Agency. 2026. “FSA Weekly Review No.674 February 9, 2026.” FSA. https://www.fsa.go.jp/en/newsletter/weekly2026/674.html (閲覧日: 2026-04-28)
- Financial Services Agency. 2025. “Publication of the Partial Amendment to the Designation of a country or region under Articles 17-2 and 17-3 of the Order for Enforcement of the Act on Prevention of Transfer of Criminal Proceeds.” FSA. https://www.fsa.go.jp/en/news/2025/20250425/20250425.html (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank of Japan. 2024. “Deposit Tokenization: Survey of Overseas Initiatives.” BOJ Review. https://www.boj.or.jp/en/research/wps_rev/rev_2024/rev24e09.htm (閲覧日: 2026-04-28)
- Bank of Japan. 2026. “Points Forming Lines, Evolving to Surfaces.” Speech. https://www.boj.or.jp/en/about/press/koen_2026/ko260217a.htm (閲覧日: 2026-04-28)
- Ueda, Kazuo. 2026. “The New Financial Ecosystem and the Role of Central Banks.” Speech. https://www.boj.or.jp/en/about/press/koen_2026/ko260303a.htm (閲覧日: 2026-04-28)
- SBI VC Trade. 2025. “電子決済手段とは.” 公式サイト. https://www.sbivc.co.jp/crypto-assets/what-is-a-electronic-payment (閲覧日: 2026-04-28)
- SBI VC Trade. 2025. “ステーブルコイン取扱いにかかる『電子決済手段等取引業者』登録完了のお知らせ.” 公式サイト. https://www.sbivc.co.jp/newsview/9ne-b0_5yo (閲覧日: 2026-04-28)
- Ripple. 2025. “Ripple and SBI Plan to Distribute RLUSD in Japan.” Press release. https://ripple.com/ripple-press/ripple-and-sbi-plan-to-distribute-rlusd-in-japan/ (閲覧日: 2026-04-28)
- Ripple. 2026. “Ripple USD (RLUSD) Stablecoin.” Official site. https://ripple.com/solutions/stablecoin/ (閲覧日: 2026-04-28)
- SBI VC Trade. 2026. “取扱電子決済手段.” 公式サイト. https://www.sbivc.co.jp/services/handling-electronic-payment (閲覧日: 2026-04-28)
- SBI VC Trade. 2026. “お知らせ.” 公式サイト. https://www.sbivc.co.jp/news (閲覧日: 2026-04-28)
- Mitsubishi UFJ Trust and Banking Corporation. 2023. “Launch of Joint Study for Issuance of National Stablecoin with Potential for Global Distribution.” Press release. https://www.tr.mufg.jp/english/pressreleases/pdf/20230911_2.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- MUFG Bank, Mizuho Bank, Sumitomo Mitsui Banking Corporation, Mitsubishi UFJ Trust and Banking Corporation, and Progmat, Inc. 2025. “Joint Stablecoin Issuance and Advanced Cross-border Payments Proof-of-Concept Approved for Support by the Financial Service Agency of Japan for FinTech PoC Hub.” Press release. https://www.bk.mufg.jp/global/newsroom/news2025/pdf/newse1107.pdf (閲覧日: 2026-04-28)
- Progmat, Fairsquarelab, and Korea Digital Asset Custody. 2025. “Launch of a Proof-of-Concept with South Korean Financial Institutions for ‘Project Pax’.” Press release. https://progmat.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/20250217_PR_02.pdf (閲覧日: 2026-04-28)

コメント