中山11R ダービー卿チャレンジT
今回は前に行きたい馬が内と外に分かれていて、最初のコーナーまでが短いこのコースでは、序盤から隊列が速く決まりやすい組み合わせです。中心は3エンペラーズソードと4メタルスピードの先手争いで、10ケイアイセナがその直後、15シリウスコルトは外からどこまで押して行くかが焦点。最も起こりやすいのは、前の馬が少し脚を使ってしまい、直後で溜めた馬や中団前後の差し馬が最後に浮上する形です。次に考えたいのは、どちらか1頭が主導権を取り切って前残り気味に収まる形。逆に、完全なスローで前が楽になる形までは見込みにくいです。
◎:8.ファーヴェント
前で運んでも脚を使えますし、少し控えても競馬ができます。今回の並びなら好位から中団前で流れに乗れる公算が大きく、前が苦しくなっても、前が残る形でも対応しやすいのが強みです。この条件の経験がない点だけが気掛かりですが、展開対応力は最上位です。
○:5.ブエナオンダ
内寄りの枠で、脚を溜めてから無理なく押し上げる形が取りやすい馬です。前が少しでも流れれば差し込みやすく、逆に流れが落ち着いても位置を取り過ぎず運べます。今回の並びではかなり競馬がしやすい側です。不安は58kgです。
▲:16.サイルーン
このコースでは崩れにくい走りを続けています。極端な後方待機ではなく、直線に入る前に差せる位置まで上がって来られるので、今回の形にも合います。ただし今回は大外なので、いつものようにロスなく運べるかが大きな課題です。
△:2.ミニトランザット
内で脚を溜められるのが大きな利点です。近走は1600mで内容が安定していて、直線勝負でもしっかり脚を使えています。相手は強くなりますが、展開の噛み合い方はかなり良いです。
×:3.エンペラーズソード
前残りの形に寄った時の押さえです。内枠で前を取りやすく、軽い斤量も魅力。序盤を楽に運べれば粘り込みまであります。ただし前半からやり合う形になると苦しく、今回はそのリスクも小さくありません。
阪神11R チャーチルダウンズカップ
後方一気だけで届くより、4角で前〜中にいて最後に脚を使える馬が有利。今回は内2メイショウソラリスと外12サーディンランが先手候補で、最も濃いのはややスロー寄りのミドル。逃げが潰れ切るほどではなく、4角3〜6番手の馬が抜け出す形を本線に取る。次点はメイショウソラリスが単騎気味に運ぶスローの前残り。
◎:6.サンダーストラック
マイル重賞を中団から差し切っている点が今回の形に最も合う。前にも行き過ぎず後ろにもなりすぎず、流れが速くなっても遅くなっても対応しやすい。休み明けはあるが、展開依存度の低さを買って本命。
○:8.アンドゥーリル
先行しても差しても結果を出しており、阪神1600でも新馬2着がある。好位差しの本線でも、前残りの次点シナリオでも運びやすい。マイル重賞での直接証明がまだないぶんだけ対抗にとどめた。
▲:3.リゾートアイランド
1600で崩れず先行を続けている点が強み。3枠3番から内の好位を取れれば、このコースの前〜中有利と噛み合う。速くなりすぎると最後の決め手比べで一枚落ちる懸念はある。
△:5.シーミハットク
前走同コースを2番手から押し切っており、今回想定の隊列をすでに再現している。好位からでも控えても走れているのは長所。相手強化でどこまで通るかが焦点。
×:10.バルセシート
前走は同コースで好位寄りから伸び、重賞でも後方から差を詰めている。位置を悪くしなければ勝ち負け圏。逆にいつものように後ろに置かれると、このコースでは届き切らない恐れがある。

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