競馬予想回顧(2024/11/24)

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東京9R オリエンタル賞 芝2000m

逃げ馬ジオセントリックが序盤からレースを引っ張り、緩みの少ないミドルペースで展開。
ペースが大きく乱れることなく流れ、最後の直線は上がり勝負に。

◎:シンハナーダ → 7着
予測通り先行策を取って5番手からレースを進めたが、直線で思うように伸びを見せられず7着。
ミドルペースには対応したが、終盤での加速力が他馬に劣った。
条件が揃えば巻き返しの可能性は高い。

○:アドマイヤマツリ → 1着
予測通り好位追走から、直線で鮮やかに抜け出し1着。
ミドルペースの流れに完全に適応し、理想的なレース運びを実現。

▲:ジオセントリック → 4着
先行力を発揮したが、最後の直線で決定力を欠いた。
流れに乗れたが、トップレベルの瞬発力を求められる展開では厳しい。

△:マーシャルポイント → 13着
予測通り展開次第で前目に付ける可能性を見せた。
しかしスタミナ面の課題が露呈。
ミドルペースで前に行く競馬には限界が見えた。
展開の恩恵を受けにくく、次走では条件見直しが必要。

×:ピクシレーション → 10着
中団から差しを試みるも直線で伸び切れず10着。
ミドルペースで差し脚を活かすことを期待したが、位置取りと瞬発力が不足。
ポテンシャルはあるものの、条件次第での取捨が必要。

東京10R アプローズ賞 ダート1400m

序盤からサミアドが速いペースで逃げる展開となり、ハイペース寄りのレースに。
結果として差し馬が上位を占めた。

◎:カフェニクス → 4着
2番手で粘る競馬を見せたが、終盤で失速。
予測通りミドルペースであれば勝ち負けに加われた可能性が高い。

○:ヴァンドーム → 2着
ハイペースで中団待機から末脚を発揮し、僅差の2着。
この差し脚質が活きた展開は予測通りだった。

▲:アッチャゴーラ → 3着
後方待機から末脚を伸ばし3着。
展開への柔軟性を活かした走りで、予測した幅広いペース適性を示した。

△:シゲルソロソロ → 1着
中団待機から最速の末脚を使い、見事に差し切り勝ち。
柔軟性の評価が的中。

×:サミアド → 15着
逃げ粘りを期待したが、速いペースに消耗し失速。
スローペース限定の有利性が露呈した。

東京11R JRAウルトラプレミアムアーモンドアイカップ 芝2000m

ミドルペースを想定したが、レースはスローペースで展開された。
タッチウッドが逃げを主張し、終始自身のペースでレースをコントロール。
ガイアメンテが2番手に位置し、オクタヴィアヌスやウインリブルマンがそれに続く形で隊列が形成された。
直線では前残りの展開となり、差し馬には不利な条件となった。
タッチウッドの成長とペース支配力を過小評価していた点が反省材料。

◎:オクタヴィアヌス → 5着
東京芝2000mでの適性と末脚を高評価したが、スローペースで持ち味の切れ味を活かせず。
道中の位置取りは悪くなかったものの、前が止まらない展開で届かずの5着。

○:コスモブッドレア → 13着
スローペースでの逃げ粘りを期待したが、道中控える形となりペースを作れず。
持ち味のスピードを発揮できなかったことが敗因。
外枠の影響も小さくなかったと考えられる。

▲:ダニーデン → 15着
持続力と先行力を評価したが、スタート直後からスピードに乗れず、位置取りも中途半端に。
直線でも反応を欠き、15着に大敗。
調整過程が課題となった。

△:ショーマンフリート → 12着
切れ味勝負で浮上の余地を見込んだが、スローペースでは後方から脚を溜めても効果が薄く、不発に終わった。
展開的に差し馬には厳しい条件で力を発揮できなかった。

×:ナイトインロンドン → 4着
ハイペースでの差しを期待したが、スローペースでも堅実に上位に食い込んだ。
上がり33.8秒の末脚を発揮し、差し脚質として可能性を示した。

東京12R ジャパンカップ 芝2400m

予想ではミドルペースを想定し、先行馬や中団の馬が有利になる展開を予測した。
しかし、実際のレースではドゥレッツァが主導権を握り、自らのペースに持ち込むことでスローペース寄りの展開となった。
ペースが落ち着いたことで、先行馬のスタミナが持ちやすい状況が生まれ、ドゥレッツァとシンエンペラーが直線で粘り込みを図った。

◎:ドウデュース → 1着
直線勝負に徹して見事な勝利を収めた。
スローペースで前残りの展開が濃厚になる中、武豊騎手の冷静な後方待機策と圧巻の末脚が光った。
最速の上がりタイムで前の馬たちを差し切る形は、東京芝2400mの適性の高さを改めて証明した。
予想通りの結果であり、信頼に応える走りだった。

○:ジャスティンパレス → 5着
中団の7番手からの競馬で、直線ではしっかりと脚を使ったが、粘り切れず5着に敗れた。
予想通りスローペースへの対応力は持っていたが、切れ味勝負において一歩及ばず、ドウデュースやドゥレッツァのような決定力を欠いた形だ。

▲:スターズオンアース → 7着
先行して3番手を進む積極的な競馬を見せたが、直線での伸びを欠き7着に終わった。
距離延長が課題となった印象で、スローペースの展開が先行馬に有利だったにも関わらず、直線での切れ味不足が敗因。
予測通り先行力は発揮したが、それを活かしきれなかった点が悔やまれる。

△:ソールオリエンス → 14着
差し馬として後方からの競馬を予測していたが、前目で進む意外な競馬を見せた結果、直線では完全に失速。
スローペースの展開で末脚勝負に持ち込めなかったことが敗因であり、本来の戦い方ができなかった形だ。

×:ドゥレッツァ → 2着同着
予想通りの展開を作り、逃げ馬としての粘り強さを発揮。
ペースを完全にコントロールし、自分の競馬に持ち込めた点が高評価。
最後はドウデュースの末脚に屈したが、見事に2着同着という好成績を残した。

×:ダノンベルーガ → 9着
中団のやや後方からレースを進めたが、直線で伸びを欠き、安定感の欠如が浮き彫りに。
展開待ちの競馬では対応が難しく、9着と沈んだ。
予想通りの結果となり、大きなサプライズはなかった。

京都9R 花園S ダート1800m

ミドルペースとなり、逃げ馬のセンタースリールがペースを主導した。
緩急が少なく、追込勢には厳しい展開になった。

◎:バスタードサフラン → 2着
クビ差の2着と善戦。
軽斤量を活かした粘り強いレース内容だった。
決め手の差で惜敗。

○:キュールエフウジン → 7着
ペースが速くならず展開に不向きで7着に終わる。
位置取りと展開がかみ合わなかった。

▲:フォーチュンテラー → 1着
上がり3F35.9秒(最速)で差し切り勝利。
展開にフィットした走りで期待通りの結果。

△:イーサンバーニング → 11着
ハイペース時の末脚に期待したが、今回のミドルペースでは力を発揮できず。
序盤から中団で抑え気味の競馬となり、直線で伸びを欠き凡走。

×:メイショウシナノ → 5着
ミドルペースにおける中団の動きがやや消極的で、直線での進出が遅れた点は反省材料。

京都10R 清水S 芝1600m

レースは予想通りのミドルペースで進行した。
スズカダブルが先手を取り、ビヨンドザヴァレーが2番手に控える形。
ペースはスロー寄りではなく、中団勢や後方勢にも直線での脚を使う余地がある適度な流れとなった。
展開的には、先行馬が有利な中にも差し馬が台頭するバランスの取れた内容だった。

◎:サクセスアイ → 5着
スタートから先行策を取り、4番手で脚を溜める競馬。
直線では一瞬伸びかけたものの、前を捉えるほどの切れ味は見せられず、終いで脚が鈍った。
展開自体は合っていたが、終いの決め手不足が課題。
コース適性は問題ないものの、瞬発力勝負ではやや厳しかった印象。

○:ビヨンドザヴァレー → 1着
スタート直後から理想的な2番手を確保し、スムーズな競馬を展開。
ペースに乗り、直線で抜け出す際の加速力も非の打ち所がない完勝劇。
ペース判断、位置取り、持続力すべてが噛み合い、力の違いを見せた勝利。

▲:リッケンバッカー → 7着
中団の3番手につけ、ポジション的には理想的な競馬。
ただし、直線では前との差を詰めきれず、上がり3F34.3とキレ不足を露呈した。
脚を溜める競馬が必要だったかもしれない。
展開には合っていたが、決め手の差で順位を下げる形。
好走条件にもう少し緩急が必要。

△:ダルエスサラーム → 10着
スタート後の位置取りが中団後方になり、結果的に直線での伸びも不足。
スローよりのミドルペースでは差し切るだけの脚を発揮できず、後手に回った競馬が響いた。
先行する展開であればチャンスがあったものの、位置取りが敗因。
展開の恩恵を受けられなかった。

×:ジュリアバローズ → 3着
中団の7番手から追走し、直線では最速の上がり3F33.4を記録。
勝負どころでの位置取りがもう少し前であれば、さらに上位を狙えた可能性もあったが、展開を味方につけた追い込み脚は見事。

京都11R カノープスS ダート1900m

事前予想では、逃げ馬が複数頭いることから「ハイペース」の展開を予測。
実際のレースでは、シゲルショウグンが逃げの手を打ち、序盤から速いペースで進行。
道中もペースが緩むことなく、終始持続力が求められるタフな展開となった。
結果として、差し・追い込み馬が優位となり、ホウオウルーレットが後方からの鋭い末脚で勝利した。
この展開は、予想の「ハイペースで差し馬が有利」という見立てと一致した。

◎:カフジオクタゴン → 7着
先行力を活かし中団で競馬を進めたが、速いペースの消耗戦で持続力が削られ、直線では伸びを欠いた。
ミドルペースであれば力を発揮できた可能性があるが、今回は展開が向かなかった。

○:シゲルショウグン → 4着
逃げ馬として先手を奪いペースを作ったが、最後は後続に脚を使わせるものの、自身の粘りが足りず4着に終わる。
展開を作る役割を果たし、予測通りのレース内容。
最後に勝ち切れなかった点が惜しい結果となる。

▲:ホウオウルーレット → 1着
ハイペースの展開を味方に後方から進出し、直線で末脚を爆発させて快勝した。
最終予想で「ハイペースで差し馬が有利」と評価した通りの結果となり、展開の恩恵を最大限に活かした。

△:バハルダール → 2着
後方からマクリ気味に進出し、直線では持続力を発揮して2着を確保。
ハイペース展開で浮上する可能性を指摘していた点がそのまま結果に繋がった。
予測通りのマクリ脚質が生きた展開。

×:ディープリボーン → 6着
中団でレースを進めたが、ペースが速かったために最後の直線で脚が続かず6着に終わった。
予測で「ミドルペースなら好走」と評価したため、ハイペースへの適応力不足が見抜けなかった点が課題。

京都12R 京阪杯 芝1200m

想定通り逃げ馬ウインカーネリアンが積極的に先頭を奪い、テイエムスパーダがこれを追う形で進んだ。
前半600mのラップは速く、典型的なハイペースとなった。
このペースが後続馬に影響を与え、終盤では中団やや前目の位置にいた馬が有利な展開となった。
最後は、5番手から進出したビッグシーザーが直線で抜け出し、持久力を発揮して勝利した。
一方、ウインカーネリアンは粘り込み2着、中団後方から脚を伸ばしたヴェントヴォーチェが3着に入った。

◎:アグリ → 8着
中団後方で待機し、33.5秒の上がりを使ったが届かず。
ペースが速い中で前残りの展開となり、後方過ぎた位置取りが敗因と考えられる。
想定よりも差し馬に厳しい展開だった。

○:ビッグシーザー → 1着
ハイペースでも先行勢で無理なく5番手を追走し、終盤で脚を伸ばした。
持久力とラスト3F33.7秒の鋭い脚が勝因。
予想ではミドルペースが理想としたが、ハイペースでも高い適性を示した。

▲:モズメイメイ → 11着
中団後方からレースを進めたが、終盤に伸び切れず失速。
ハイペースで粘る展開を期待したが、消耗戦に対応できず、スタミナ不足が浮き彫りとなった。

△:ウインカーネリアン → 2着
最内枠から果敢に逃げ、34.1秒の脚で粘り込んだ。
速いペースでも前半の主導権争いを制したことで、最後まで粘り強さを発揮。
予想通り、スローペースであればさらに有利だった可能性があるが、この結果は高評価に値する。

×:エイシンスポッター → 14着
中団後方で待機したが、切れ味を発揮できず失速。
ラスト3Fの上がりは34.1秒と平凡で、展開の恩恵を受けることができなかった。

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